53AM030|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
両眼開放視力検査について非測定眼の遮閉手段で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
両眼開放視力検査における非測定眼の遮閉手段を問う問題です。
解説
散瞳薬の点眼は瞳孔を開くだけで、非測定眼の視力を落とす遮閉手段にはなりません(調節麻痺を伴う薬なら近方はぼけますが、遠見の遮閉にはなりません)。したがってこの記述が誤りです。
偏光板、強い凸レンズによる霧視、方向変換ミラー、Bangerterフィルタは、いずれも両眼を開いたまま非測定眼の像を無効化できる方法です。潜伏眼振の症例で有用です。
選択肢の確認
1.偏光板
誤り。偏光板は両眼開放のまま片眼の像を分離できる。
2.凸レンズ
誤り。強い凸レンズによる霧視は有効な遮閉手段である。
3.散瞳薬点眼
正しい。散瞳薬の点眼は非測定眼の遮閉手段にはならない。
4.方向変換ミラー
誤り。方向変換ミラーは有効な遮閉手段である。
5.Bangerter フィルタ
誤り。Bangerterフィルタは有効な遮閉手段である。
覚えるポイント
- 潜伏眼振では完全遮閉すると眼振が出るため、両眼開放下で測定する。
- 遮閉手段=+10 D程度の凸レンズによる霧視、偏光板、Bangerterフィルタ。
- 両眼開放視力が日常の見え方を反映する。