53AM049|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
MRI が病態の評価に有用な疾患はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
MRIが病態評価に有用な疾患を問う問題です。
解説
眼窩腫瘍では、腫瘍の位置・大きさ・周囲組織との関係を、軟部組織のコントラストに優れたMRIで詳細に評価できます。甲状腺眼症でも、外眼筋の筋腹の腫大(腱は保たれる)や視神経の圧迫を描出でき、活動性の評価にも用いられます。
調節性内斜視は屈折の問題、閉塞隅角緑内障は隅角鏡・前眼部OCT、裂孔原性網膜剥離は眼底検査で評価します。
選択肢の確認
1.眼窩腫瘍
正しい。眼窩腫瘍の位置と広がりの評価にMRIが有用である。
2.甲状腺眼症
正しい。甲状腺眼症の外眼筋腫大や視神経圧迫の評価にMRIが有用である。
3.調節性内斜視
誤り。調節性内斜視は屈折検査と眼位検査で評価する。
4.閉塞隅角緑内障
誤り。閉塞隅角緑内障は隅角鏡や前眼部OCTで評価する。
5.裂孔原性網膜剝離
誤り。裂孔原性網膜剥離は眼底検査で評価する。
覚えるポイント
- MRI=軟部組織のコントラストに優れる。眼窩腫瘍、視神経炎、脳病変。
- CT=骨の評価に優れる。眼窩壁骨折、金属異物(MRIは禁忌)。
- 甲状腺眼症=筋腹が腫大し腱は保たれる(特発性眼窩炎症との鑑別点)。