53AM051|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
間欠性外斜視で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
間欠性外斜視の特徴を問う問題です。
解説
間欠性外斜視では、外斜位を融像で代償するために過剰な輻湊が働き、それに連動した輻湊性調節が起こって近視化します。これが斜位近視で、両眼開放時に遠方がぼやけるという訴えになります。
上下斜視(A-V型を含む)を伴うことがあり、内転不全はなく(共同性斜視)、成人になっても自然治癒せずむしろ恒常化しやすく、遠見と近見の斜視角は病型により異なります。
選択肢の確認
1.上下斜視は伴わない。
誤り。A-V型など上下方向の要素を伴うことがある。
2.内転不全がみられる。
誤り。共同性斜視であり内転不全はみられない。
3.斜位近視の原因となる。
正しい。過剰輻湊に伴う輻湊性調節により斜位近視の原因となる。
4.成人になると自然治癒する。
誤り。自然治癒せず、むしろ恒常化しやすい。
5.遠見と近見の斜視角は同じである。
誤り。病型により遠見と近見の斜視角は異なる(基礎型・開散過多型・輻湊不全型)。
覚えるポイント
- 斜位近視=両眼開放時のほうが近視が強く、視力が低い。
- 病型=基礎型(遠見≒近見)、開散過多型(遠見>近見)、輻湊不全型(近見>遠見)。
- 恒常化すると立体視が失われるため、その前に治療を検討する。