53PM044|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
産道感染で起こるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
産道感染により生じる結膜炎を問う問題です。
解説
**クラミジア結膜炎(新生児封入体結膜炎)**は、母体の産道にいるChlamydia trachomatisが分娩時に新生児の眼に感染して生じます。生後5〜14日に発症し、濾胞形成に乏しい膿性眼脂と眼瞼腫脹をきたします。肺炎を合併することもあります。
咽頭結膜熱・流行性角結膜炎・急性出血性結膜炎は接触や飛沫による感染、春季カタルはアレルギー性疾患です。
選択肢の確認
1.咽頭結膜熱
誤り。咽頭結膜熱は飛沫・接触感染による。
2.春季カタル
誤り。春季カタルはアレルギー性疾患である。
3.流行性角結膜炎
誤り。流行性角結膜炎は接触感染による。
4.急性出血性結膜炎
誤り。急性出血性結膜炎は接触感染による。
5.クラミジア結膜炎
正しい。クラミジア結膜炎は産道感染により生じる。
覚えるポイント
- 新生児結膜炎=淋菌(生後2〜5日)、クラミジア(生後5〜14日)。
- 淋菌性は角膜穿孔に至りうる緊急疾患。
- クラミジアは肺炎を合併しうるため全身的な抗菌薬投与が必要。