53PM069第53回 視能訓練士国家試験 過去問

59 歳の男性。高血圧の既往がある。人間ドックで眼底の異常を指摘され、精査のため来院した。眼底写真(別冊No. 7)を別に示す。眼底写真でみられないのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

高血圧性眼底の所見を問う図問題です。

解説

高血圧性眼底の所見は、細動脈の狭細化・口径不同・血管の直線化(分岐角の鋭角化)・動静脈交叉現象が中心で、進行すると網膜出血・軟性白斑・乳頭浮腫が加わります。

硬性白斑は血漿成分の漏出による脂質沈着で、糖尿病網膜症に特徴的な所見です。高血圧性眼底の初期にはみられません(重症例で星芒状白斑として出ることはあります)。

選択肢の確認

1.硬性白斑
正しい。硬性白斑は糖尿病網膜症に特徴的で、この眼底写真ではみられない。

2.網膜出血
誤り。網膜出血は高血圧性眼底でみられる。

3.血管の直線化
誤り。血管の直線化は高血圧性眼底の所見である。

4.動静脈交叉現象
誤り。動静脈交叉現象は高血圧性眼底(細動脈硬化)の所見である。

5.動脈の口径不同
誤り。動脈の口径不同は高血圧性眼底の所見である。

覚えるポイント

  • 高血圧性眼底=細動脈狭細化・口径不同・直線化・動静脈交叉現象。
  • 細動脈硬化=銅線動脈・銀線動脈・動静脈交叉現象(Scheie分類)。
  • 悪性高血圧=軟性白斑・出血・乳頭浮腫・漿液性網膜剥離。

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