54AM054|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
斜視の種類と術式の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
斜視の種類と術式の対応を問う問題です。
解説
上直筋麻痺による上転障害には、水平直筋を上方へ移動して上転を助けるKnapp法が適応となります。また後天滑車神経麻痺による外方回旋には、上斜筋前部を前転して内旋作用を強める原田-伊藤法が用いられます。
下斜筋過動には下斜筋後転・切除、動眼神経麻痺にはJensen法(外転神経麻痺用)ではなく別の術式、Brown症候群には上斜筋腱の延長・切除が行われます。
選択肢の確認
1.下斜筋過動 ── trick 手術
誤り。下斜筋過動には下斜筋の後転・切除を行う。
2.上直筋麻痺 ── Knapp 法
正しい。上直筋麻痺による上転障害にKnapp法が適応となる。
3.動眼神経麻痺 ── Jensen 法
誤り。Jensen法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
4.Brown 症候群 ── 後藤法
誤り。後藤法は眼振に対する術式である。
5.後天滑車神経麻痺 ── 原田-伊藤法
正しい。後天滑車神経麻痺の外方回旋に原田-伊藤法が適応となる。
覚えるポイント
- Knapp法=水平直筋を上方(または下方)へ移動する筋移動術。上転障害に用いる。
- 原田-伊藤法=上斜筋前部前転。外方回旋の矯正に用いる。
- Hummelsheim法・Jensen法=外転神経麻痺に対する筋移動術。