第55回
55AM047|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
遠視化するのはどれか。
解答・解説を見る
正解5
正答
5
この問題のポイント
遠視化をきたす病態を問う問題です。
解説
中心性漿液性脈絡網膜症では、網膜下に漿液が貯留して網膜が前方へ持ち上げられるため、像を結ぶ面が前方に移動して遠視化します。変視症・小視症とともに典型的な症状です。
円錐角膜は角膜の急峻化で近視化、核白内障は屈折率の上昇で近視化、眼軸長の伸長は近視化、有機リン中毒は毛様体筋の収縮で近視化します。
選択肢の確認
1.円錐角膜
誤り。円錐角膜では角膜が急峻化し近視化する。
2.核白内障
誤り。核白内障では屈折率が上がり近視化する。
3.眼軸長の伸長
誤り。眼軸長の伸長は近視化をきたす。
4.有機リン中毒
誤り。有機リン中毒では毛様体筋が収縮し近視化する。
5.中心性漿液性脈絡網膜症
正しい。中心性漿液性脈絡網膜症では網膜が前方へ持ち上げられ遠視化する。
覚えるポイント
- 遠視化=中心性漿液性脈絡網膜症(網膜が前方に持ち上がる)、無水晶体眼、調節麻痺。
- 近視化=核白内障、眼軸伸長、角膜の急峻化、調節けいれん、高血糖。
- 漿液性剥離では小視症も伴う(視細胞の間隔が広がるため)。
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