55PM041|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
ヘルペスウイルスが原因となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ヘルペスウイルスによる角膜病変を問う問題です。
解説
樹枝状角膜炎は、単純ヘルペスウイルスによる角膜上皮の感染で、木の枝が分かれるような特徴的な形の病変を作ります。フルオレセインで染色すると明瞭に観察できます。
糸状角膜炎はドライアイなど、帯状角膜変性はカルシウム沈着、フリクテン性角結膜炎はアレルギー(結核菌やブドウ球菌抗原への反応)、Fuchs角膜内皮ジストロフィは遺伝性の内皮変性です。
選択肢の確認
1.糸状角膜炎
誤り。糸状角膜炎はドライアイなどでみられる。
2.樹枝状角膜炎
正しい。樹枝状角膜炎は単純ヘルペスウイルスによる。
3.帯状角膜変性
誤り。帯状角膜変性はカルシウム沈着による。
4.フリクテン性角結膜炎
誤り。フリクテン性角結膜炎はアレルギー性の反応による。
5.Fuchs 角膜内皮ジストロフィ
誤り。Fuchs角膜内皮ジストロフィは遺伝性の内皮変性である。
覚えるポイント
- 樹枝状角膜炎=単純ヘルペス。三叉神経節に潜伏し再活性化を繰り返す。
- 再発を繰り返すと角膜知覚が低下し、神経麻痺性角膜症に進みやすい。
- ステロイド単独投与は病変を拡大させる(地図状角膜潰瘍)。