56AM031|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
±1.00 D のクロスシリンダを測定眼に装用した状態(別冊No. 5)を別に示す。矯正効果として正しいのはどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
クロスシリンダの光学的構成を問う図問題です。
解説
±1.00 Dのクロスシリンダは、直交する2つの軸に+1.00 Dと−1.00 Dの円柱を重ねたレンズで、両者が打ち消し合って等価球面度数は0です。軸の目印として、マイナス円柱の軸に赤い線、プラス円柱の軸に黒い線(白い線のこともあります)が付いています。
写真では赤い線が水平(180°)、黒い線が垂直(90°)なので、マイナス円柱の軸が180°、プラス円柱の軸が90°です。したがって矯正効果は cyl+1.00 D 90°◯cyl−1.00 D 180° となります。
選択肢の確認
1.cyl+1.00 D 90°◯cyl-1.00 D 180°
正しい。90°に+1.00 D、180°に−1.00 Dの円柱をもつ構成である。
2.cyl+1.00 D 180°◯cyl-1.00 D 90°
誤り。プラスとマイナスの軸が逆である。
3.cyl+1.00 D 90°◯cyl-2.00 D 180°
誤り。マイナス円柱の度数が−2.00 Dでは±1.00 Dのクロスシリンダにならない。
4.cyl+1.00 D 180°◯cyl-2.00 D 90°
誤り。軸が逆であり度数も一致しない。
5.cyl+2.00 D 90°◯cyl-1.00 D 180°
誤り。プラス円柱の度数が+2.00 Dでは一致しない。
覚えるポイント
- クロスシリンダ=直交する主経線に等量で逆符号の円柱をもつ。等価球面度数は0。
- 等価球面度数が0なので、回転させても全体のぼけ具合が変わらない。
- 軸の決定→度数の決定の順に用いる。