56AM045|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
視野の暗点が虚性なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
虚性暗点をきたす疾患を問う問題です。
解説
虚性暗点(陰性暗点)とは、患者がその存在を自覚しない暗点です。緑内障の視野障害は典型的な虚性暗点で、かなり進行するまで本人が気づかないため発見が遅れます。
網膜剥離・加齢黄斑変性・網膜色素変性・網膜静脈分枝閉塞では、視野欠損や変視症として自覚される実性暗点(陽性暗点)となることが多くなります。
選択肢の確認
1.緑内障
正しい。緑内障の視野障害は自覚されにくい虚性暗点である。
2.網膜剝離
誤り。網膜剥離では視野欠損として自覚される。
3.加齢黄斑変性
誤り。加齢黄斑変性では中心暗点や変視症として自覚される。
4.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性では夜盲や視野狭窄として自覚される。
5.網膜静脈分枝閉塞
誤り。網膜静脈分枝閉塞では視野欠損として自覚される。
覚えるポイント
- 虚性(陰性)暗点=自覚されない。緑内障、生理的なMariotte盲点。
- 実性(陽性)暗点=黒い影として自覚される。網膜疾患、硝子体出血。
- 緑内障は虚性暗点のため発見が遅れやすく、健診での早期発見が重要。