56PM049|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
疾患と眼位異常の対応を問う問題です。
解説
滑車神経麻痺(上斜筋麻痺)では、上斜筋の下転作用が失われるため患眼が上斜視になります。健側への頭部傾斜、V型斜視、外方回旋を伴います。
甲状腺眼症は眼瞼後退(下垂ではない)、外転神経麻痺は内斜視、動眼神経麻痺は外下斜視、Brown症候群は内転位の上転制限(眼球突出ではない)です。
選択肢の確認
1.甲状腺眼症 ── 眼瞼下垂
誤り。甲状腺眼症では眼瞼後退がみられる。
2.外転神経麻痺 ── 外斜視
誤り。外転神経麻痺では内斜視となる。
3.滑車神経麻痺 ── 上斜視
正しい。滑車神経麻痺では患眼が上斜視となる。
4.動眼神経麻痺 ── 内斜視
誤り。動眼神経麻痺では外下斜視となる。
5.Brown 症候群 ── 眼球突出
誤り。Brown症候群は内転位の上転制限であり眼球突出はない。
覚えるポイント
- 滑車神経麻痺=患眼の上斜視、外方回旋、V型斜視、健側への頭部傾斜。
- 外転神経麻痺=内斜視、同側性複視、患側への顔回し。
- 動眼神経麻痺=眼瞼下垂+散瞳+外下斜視+調節麻痺。