61PM030第61回 理学療法士国家試験 過去問

フレイルの判定に用いる基本チェックリストで正しいのはどれか。

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正解: 4 または 5

正答

4・5

この問題のポイント

フレイルの判定に用いられる「基本チェックリスト」は、対面不要で実施可能な質問紙形式であり、高齢者の生活機能低下をスクリーニングするための重要なツールです。特に、介護予防の対象選定に活用され、実務においては効率的かつアクセスの容易な評価方法として位置づけられています。

解説

基本チェックリストは、25項目の質問紙で構成され、生活機能、運動、栄養、口腔、閉じこもり、認知、うつなどの7領域をカバーしています。評価は本人が自ら記入する形式で行われ、対面が不要です。これにより、訪問が難しい高齢者や遠隔地での評価にも適応可能です。また、このチェックリストは「二次予防事業」(介護予防サービス)の対象者選定に用いられ、生活の質を維持するための早期介入を可能にします。

一方、経済状況や指輪っかテスト、反復唾液嚥下テストは、このチェックリストの項目には含まれていません。これらの検査や項目は、別々の評価手法(例:サルコペニアの評価、嚥下機能検査)に属し、基本チェックリストとは関係ありません。

選択肢の確認

1.経済状況を含む。:間違っている。生活機能や認知などに焦点を当てており、経済状況は含まれない。
2.指輪っかテストを含む。:間違っている。指輪っかテストはサルコペニア評価の一手法で、チェックリストには含まれない。
3.反復唾液嚥下テストを含む。:間違っている。嚥下機能の検査項目であり、質問紙形式のチェックリストには含まれない。
4.対象者に対面せず評価できる。:正しい。本人記入や郵送・電話で実施可能。
5.二次予防事業対象者を選定する。:正しい。介護予防サービスの対象者として使用される。

覚えるポイント

「対面不要」「自覚記入」「二次予防対象者選定」がキーワード。チェックリストは評価の柔軟性と実用性を重視したツールであり、臨床現場で即座に活用できる点が重要です。

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