111AM026第111回 保健師国家試験 過去問

特定保健指導の初回面接に対する評価をするために、初回面接を実施した後に自記式質問紙調査を行った。自己効力感の向上に該当する回答はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

自己効力感は「望ましい結果が得られそう」という期待ではなく、「自分がその行動を遂行できる」という確信である。

解説

自己効力感は、特定の状況で必要な行動を自分が実行し、継続できるという認知を指す。「自分が立てた目標を6か月で達成できる」は、自分の遂行能力への見通しを述べており、向上を示す。病気になると思うのは脅威・リスク認知、実行すれば病気が減ると思うのは行動の結果期待である。指導を受けた満足感や継続の負担感も自己効力感そのものではない。評価質問は構成概念に対応させる。

選択肢の確認

1.「継続して取り組むのは大変だ」:負担感を表し、できるという確信の高まりを示していない。
2.「健診時に指導も受けられて良い機会だった」:サービスへの満足・機会評価で、行動遂行の自信ではない。
3.「現在の生活を続けると病気にかかると思った」:疾病への罹患可能性を認識したもので、リスク認知に当たる。
4.「自分が立てた目標は6か月で達成できると思う」:自分には目標行動を実行できるという確信を示す。
5.「実行すると病気になる可能性が低くなるかもしれない」:行動による結果への期待であり、実行能力への自信とは異なる。

覚えるポイント

自己効力感=「私はできる」、結果期待=「やれば良い結果になる」。主語と対象を見分ける。

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