72PM99|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線測定器とその用途の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
測定対象が空間線量、表面汚染、体内放射能、個人外部線量、低エネルギーβ核種のどれかで測定器を選びます。
解説
液体シンチレーションカウンタは試料をシンチレータ溶液と均一に混合し、β線が溶液中で与えるエネルギーを高効率に発光へ変換します。3Hや14Cなど飛程の短い低エネルギーβ核種を含む排水の放射能測定に適します。一方、空間線量率には電離箱式、表面汚染にはGM計数管式、体内放射能にはホールボディカウンタ、個人外部線量にはOSL等を用います。
選択肢の確認
1
1.GM 管式サーベイメータ X 線撮影室の漏洩線量測定
判定:正答ではない(記述は誤り)。 GM管はエネルギー依存性と数え落としがあり、X線撮影室の漏洩線量率の定量には通常、電離箱式サーベイメータが適します。
2
2.電離箱式サーベイメータ 管理区域床面の表面汚染測定
判定:正答ではない(記述は誤り)。 床面の表面汚染には窓の広いGM管式等を用い、空間線量用電離箱は表面汚染測定に不向きです。
3
3.ホールボディカウンタ 個人の外部被ばく線量測定
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ホールボディカウンタは体内核種からのγ線を測り、内部被ばくを評価します。
4
4.光刺激ルミネセンス線量計 個人の内部被ばく線量測定
判定:正答ではない(記述は誤り)。 OSL線量計は装着者の外部放射線による積算線量を測り、内部被ばくを直接測定しません。
5
5.液体シンチレーションカウンタ 低エネルギー β 線排水モニタ
判定:正答(記述は正しい)。 液体シンチレーションは自己吸収を小さくでき、低エネルギーβ線を含む排水試料に適します。
覚えるポイント
- 漏洩線量=電離箱、表面汚染=GM、体内放射能=ホールボディです。
- 低エネルギーβ線の液体試料=液体シンチレーションカウンタです。
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