73AM75|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
直流チョッパ回路の基本構成図で正しいのはどれか。 ただし、スイッチング素子Sのオン時の動作時間をt₁、オフ時の動作時間をt₂とする。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
降圧チョッパのオン時とオフ時の電流経路、デューティ比と平均出力電圧を図から追います。
解説
図は電源Eと負荷Rの間をスイッチSで断続する降圧チョッパです。Sのオン時間t1、オフ時間t2、周期T=t1+t2とすると平均出力はV̅O=E·t1/Tです。t2=3t1ならV̅O=E/4です。Sがオフの間は負荷のインダクタ電流が急に0にできないため、フリーホイールダイオードDが電流経路を作ります。
選択肢の確認
1
1.昇圧チョッパ回路である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 出力平均電圧が入力Eより低いV̅O=DEとなる降圧チョッパで、昇圧回路ではありません。
2
2.V₀はEと極性が反対になる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 スイッチオン時に入力電圧が同じ極性で負荷へ加わり、出力極性はEと反対になりません。
3
3.t₂ = 3t₁のときV₀の平均値はE/3となる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 t2=3t1ならデューティ比はt1/(t1+t2)=1/4なので、平均値はE/3ではなくE/4です。
4
4.V₀の平均値はSのスイッチング周期に関係しない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 平均電圧はV̅O=E·t1/Tとスイッチング周期Tを含む式で与えられ、t1とTの比を指定せず「周期に関係しない」とはいえません。
5
5.DはSがオフのときにRに電流を流す働きをする。
判定:正答(記述は正しい)。 Sがオフの間、Dはインダクタに蓄えられたエネルギーによる負荷Rへの継続電流の経路を提供します。
覚えるポイント
- 降圧チョッパはV̅O=E·t1/(t1+t2)です。
- フリーホイールダイオードはオフ時のインダクタ電流経路を作ります。
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