73PM19|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
腎性全身性線維症〈NSF〉の危険因子と考えられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
NSFは重度腎機能低下患者にGd造影剤を使用する際の重要なリスクです。
解説
腎性全身性線維症は、ガドリニウム造影剤の排泄が遅延する重度腎機能障害、とくにeGFR 30 mL/min/1.73 m²未満や急性腎障害でリスクが上がります。造影剤の種類と安定性、用量、反復投与も考慮します。
選択肢の確認
1
1.血液脳関門の破綻
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血液脳関門の破綻はGd造影剤の病変濃染に関係しますが、NSFの主要危険因子ではありません。
2
2.著しい eGFR 値の低下
判定:正答(記述は正しい)。 著しいeGFR低下でGdキレートの排泄が遅延し、NSFの発症リスクが高まります。
3
3.超常磁性酸化鉄製剤の使用
判定:正答ではない(記述は誤り)。 超常磁性酸化鉄製剤はGdキレート製剤ではなく、NSFと直接結び付く危険因子ではありません。
4
4.イオン性ヨード造影剤の使用
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ヨード造影剤は急性腎障害や過敏反応に注意しますが、NSFを直接起こす製剤ではありません。
5
5.ガドリニウム造影剤に対するアレルギー歴
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Gd造影剤のアレルギー歴は再度過敏反応のリスクですが、NSFの危険性を決める主因は重度腎機能低下です。
覚えるポイント
- NSFの主要リスク=重度腎機能低下とGd造影剤です。
- 造影前にeGFR、急性腎障害、製剤の種類を確認します。
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