73PM79|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
空洞電離箱線量計を用いた診断用 X 線の線量測定について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
診断用X線を空洞電離箱で測る際の空気密度補正と、高エネルギー線量測定の条件を区別します。
解説
通気形電離箱の空洞内空気質量は温度と気圧で変わるため、基準条件に換算する温度気圧補正が必要です。診断用X線の通常の線量域では極性効果・イオン再結合は小さく、校正体系も空気カーマに基づきます。ビルドアップキャップは高エネルギー光子線で二次電子平衡を得るためのものです。
選択肢の確認
1
1.温度気圧補正が必要である。
判定:正答(記述は正しい)。 通気形空洞の空気密度が気温・気圧で変化するため、温度気圧補正を行います。
2
2.極性効果補正が必要である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 診断用X線の標準的測定条件では極性効果は通常小さく、問題が問う必須補正ではありません。
3
3.イオン再結合補正が必要である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 診断用X線の低い線量率・パルス条件ではイオン再結合は一般に小さく、本問の必須補正として選びません。
4
4.水吸収線量校正定数が必要である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 診断用X線の校正には空気カーマ校正定数を用い、治療線量測定用の水吸収線量校正定数を前提としません。
5
5.線量計にビルドアップキャップを装着して測定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ビルドアップキャップは高エネルギー光子線で用いるもので、診断用X線では不要で、装着すると線質も変えます。
覚えるポイント
- 通気形電離箱では温度気圧補正が基本です。
- 診断用X線は空気カーマ校正、高エネルギー治療線は水吸収線量校正を区別します。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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