73PM85|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
半影を一定にした場合、拡大撮影の拡大率に最も影響があるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
幾何学的不鮮鋭と拡大率の式から、半影一定時に支配的な因子を求めます。
解説
焦点による幾何学的不鮮鋭UgはUg=f×OID/SOD=f(M−1)で表せます。半影Ugを一定とするとM=1+Ug/fとなるため、拡大率Mを最も直接左右するのは焦点サイズfです。小焦点ほど同じ半影を保ちながら大きな拡大率を得られます。
選択肢の確認
1
1.許容負荷
判定:正答ではない(記述は誤り)。 許容負荷は使用できる管電流・時間を制約しますが、半影一定の幾何式で拡大率を直接決める量ではありません。
2
2.撮影時間
判定:正答ではない(記述は誤り)。 撮影時間は運動ぼけに影響しますが、静止した幾何学的拡大率を直接決めません。
3
3.焦点サイズ
判定:正答(記述は正しい)。 Ug=f(M−1)より、Ug一定では焦点サイズfが拡大率Mを直接規定します。
4
4.被ばく線量
判定:正答ではない(記述は誤り)。 被ばく線量は拡大撮影で増加し得ますが、半影と拡大率の幾何学的関係を決める因子ではありません。
5
5.受像器のサイズ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 受像器サイズは描出範囲を制限しても、焦点・被写体・受像器間距離から決まる拡大率そのものを決めません。
覚えるポイント
- 幾何学的不鮮鋭はUg=f(M−1)です。
- 同じ半影なら小焦点ほど大きな拡大率を許容できます。
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