74AM18|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
内部のエコーレベルが最も低い病変はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
肝病変の典型的な内部エコーレベルを比較し、液体を含む嚢胞を選びます。
解説
単純性肝嚢胞は内部が液体で均一なため、正常に近い条件では内部エコーをほとんど示さず無エコーとなり、後方エコー増強を伴います。実質性病変は細胞・血管・線維などによる反射を持つため、内部が完全な無エコーにはなりません。したがって選択肢中で内部エコーレベルが最も低いのは肝嚢胞です。
選択肢の確認
1
1.肝硬変
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肝硬変では実質が粗造・不均一となり、線維化や脂肪化の程度によりエコーが増強します。無エコー病変ではありません。
2
2.肝囊胞
判定:正答(記述は正しい)。 単純嚢胞は液体を含むため内部無エコーで、薄い壁と後方エコー増強を示し、最も低いエコーレベルです。
3
3.肝血管腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肝血管腫は典型的には境界明瞭で均一な高エコー腫瘤として描出されます。
4
4.肝細胞癌
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肝細胞癌は低・高エコーが混在するモザイクパターンなど多様な実質エコーを示します。
5
5.転移性肝癌
判定:正答ではない(記述は誤り)。 転移性肝癌は低エコー、高エコー、標的状など多彩ですが、単純嚢胞のような均一無エコーとは限りません。
覚えるポイント
- 単純嚢胞の三徴は内部無エコー、薄く平滑な壁、後方エコー増強です。
- 血管腫は典型的に高エコー、肝癌や転移は内部エコーが多彩です。
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