74PM44|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
陽子線治療の主加速器として用いられるのはどれか。2つ選べ。
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正解: 2・3
正答
2・3
この問題のポイント
陽子線治療で臨床エネルギーまで加速する主加速器と、入射器を区別します。
解説
陽子線治療施設の主加速器には、一定磁場・高周波で螺旋状に加速するサイクロトロンと、磁場・高周波を同期させ周回軌道を保つシンクロトロンが用いられます。リニアックやマイクロトロンは主に電子加速、Cockcroft-Walton形は直流高電圧を用いる前段加速器としての用途が中心です。
選択肢の確認
1
1.リニアック
判定:正答ではない(記述は誤り)。 医療用リニアックは主に電子を直線加速してX線・電子線治療に用い、陽子施設の代表的主加速器ではありません。
2
2.サイクロトロン
判定:正答(記述は正しい)。 サイクロトロンは陽子を高エネルギーまで連続的に加速する代表的な陽子線治療主加速器です。
3
3.シンクロトロン
判定:正答(記述は正しい)。 シンクロトロンは磁場と高周波を同期させ、必要エネルギーの陽子ビームを取り出せます。
4
4.マイクロトロン
判定:正答ではない(記述は誤り)。 マイクロトロンは電子加速器として用いられることが多く、陽子線治療の主加速器ではありません。
5
5.Cockcroft-Walton〈コッククロフト・ウォルトン〉形加速器
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Cockcroft-Walton形は低エネルギーのイオン源・入射器に使われ得ますが、治療エネルギーを得る主加速器ではありません。
覚えるポイント
- 陽子線治療の主加速器=サイクロトロンまたはシンクロトロンです。
- シンクロトロンは可変エネルギー取出し、サイクロトロンは連続ビームが特徴です。
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