41PM2|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
心電計で入力インピーダンスの大きな増幅器が用いられる主たる理由はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
心電計の入力インピーダンスと、電極接触インピーダンスによる電圧分割の関係を理解します。
解説
心電図電極と皮膚の間には接触インピーダンスがあります。増幅器の入力インピーダンスが十分大きければ入力電流が小さくなり、接触インピーダンスとの電圧分割による信号低下や左右差の影響を抑えられます。
高入力インピーダンスは微小な生体電位を負荷せずに取り込むための基本条件です。
選択肢の確認
1.電極の分極電圧を低減するため。
誤り。
分極電圧は主に電極材料や電極界面で生じ、高入力インピーダンス自体が発生源を小さくするものではありません。
2.電極接触インピーダンスの変動の影響を低減するため。
正しい。
入力電流を小さくし、接触インピーダンスで生じる電圧降下の変動を抑えます。
3.増幅度を安定にするため。
誤り。
増幅度の安定化は主に増幅回路の負帰還や部品特性によります。
4.増幅器への入力電圧を大きくするため。
誤り。
入力電圧そのものを増大させるのではなく、信号源電圧を低下させず取り込むためです。
5.心電図の低い周波数成分まで正確に増幅するため。
誤り。
低域特性は時定数や結合回路で決まり、入力インピーダンスの主目的とは異なります。
覚えるポイント
- 生体電位増幅器は高入力インピーダンスを必要とします。
- 目的は電極接触インピーダンスによる信号誤差の低減です。
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