41PM33|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
観血式血圧測定において脈圧が小さく測定される原因で誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
観血式血圧波形の脈圧低下を、動特性のダンピングと静水圧によるゼロ点偏位に分けます。
解説
モニタラインへの気泡、回路の屈曲、凝血による閉塞、カテーテル先端の血管壁への接触は、圧波形の高周波成分を減衰させます。その結果、収縮期圧が低く、拡張期圧が高くなり、脈圧が小さく見えるオーバーダンピングを起こします。
一方、トランスデューサ位置が右心房より高いと静水圧分だけ収縮期圧・拡張期圧がともに低くずれますが、理想的には脈圧差自体は変わりません。
選択肢の確認
1.モニタラインに気泡が混入している。
記述としては正しい。
気泡の圧縮性が圧変化を吸収し、波形を鈍らせて脈圧を小さくします。
2.モニタラインが屈曲している。
記述としては正しい。
流体回路の抵抗が増して応答が低下し、波形が減衰します。
3.カテーテル先端が凝血で詰まっている。
記述としては正しい。
圧伝達が妨げられ、オーバーダンピングの原因になります。
4.カテーテル先端が血管壁にあたっている。
記述としては正しい。
圧波が正しく伝わらず、平坦化した波形となることがあります。
5.トランスデューサの位置が右心房より高くなっている。
正答。記述としては誤り。
測定圧全体は低くなりますが、高さのずれは脈圧を小さくする原因ではありません。
覚えるポイント
- 脈圧低下は気泡、屈曲、凝血、先当たりなどのダンピングを疑います。
- 高さ誤差は収縮期圧と拡張期圧を同方向へずらします。
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