42AM24|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
電気眼振計について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
電気眼振計が測る電位の由来と、眼球位置・速度信号の関係を確認します。
解説
電気眼振計は、角膜側が相対的に正、網膜側が相対的に負となる角膜網膜電位を利用して眼球運動を測ります。眼球位置波形を微分すると眼球速度が得られます。
眼振の速い相を記録するには1 Hzより高い周波数成分も必要です。高域遮断周波数を1 Hzとすると速い眼球運動が大きく減衰するため、不適切です。
選択肢の確認
1.角膜と網膜との電位差に由来する信号を計測する。
記述としては正しい。
角膜網膜電位の向きが眼球回転で変化することを利用します。
2.信号は眼球運動を反映する。
記述としては正しい。
左右や上下の電極間電位差から眼球位置の変化を記録します。
3.校正には三角波を用いる。
記述としては正しい。
既知振幅の校正信号を用いて記録感度を確認します。
4.高域遮断周波数は 1 Hz である。
正答。記述としては誤り。
1 Hzでは眼振の速い相など必要な高周波成分を十分に記録できません。
5.信号の微分波形は眼球運動の速度を示す。
記述としては正しい。
位置の時間微分が速度なので、微分波形は眼球速度を反映します。
覚えるポイント
- 電気眼振計は角膜網膜電位を利用します。
- 原波形は主に眼球位置、微分波形は眼球速度を示します。
- 高域遮断周波数を低くしすぎると速い相が失われます。
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