42AM37|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識原理・構造実際的知識/原理・構造

超音波凝固切開装置の特徴について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

超音波凝固切開装置は機械振動と摩擦熱を利用し、電気メスより低温で凝固・切開します。

解説

超音波凝固切開装置は、ブレードを数十kHzで微小振動させます。摩擦熱と機械作用によってタンパク質を変性させて凝固・切開するため、組織温度は一般に100℃未満に抑えられ、電気メスでみられるような炭化や煙が少ないのが特徴です。

選択肢の確認

1.腹膜の切開に適している。
誤り。
薄い膜を単純に切開する用途より、把持した組織や血管を凝固しながら切開する用途に適します。

2.ブレード先端の振動幅は 2 mm 程度である。
誤り。
振動幅は数十μm程度の微小なもので、2 mmは大きすぎます。

3.切開の際に組織の炭化が生じない。
正しい。
比較的低温で作用するため、組織炭化が生じにくいことが特徴です。

4.組織温度が 100℃以上となる。
誤り。
タンパク凝固に必要な温度域で作用し、一般に100℃未満です。

5.電気メスより切開スピードが早い。
誤り。
凝固しながら切開するため、一般に電気メスより切開速度は遅くなります。

覚えるポイント

  • 数十kHzの微小機械振動を利用します。
  • 組織温度は一般に100℃未満です。
  • 炭化や煙が少ない一方、切開速度は電気メスより遅めです。

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