42PM26|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
β 線の性質について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
β線の正体,物質中での透過力,電離作用を確認する問題です。β線は高速の電子または陽電子で,γ線に比べると生体組織中の透過力は小さい放射線です。
解説
放射線の透過力は一般にα線 < β線 < γ線の順です。β線は帯電粒子なので,物質中の電子と相互作用してエネルギーを失い,組織中では長距離を透過しにくい特徴があります。
透過力が小さいことは安全という意味ではありません。β線は電離作用をもち,正常細胞にも障害を与え得ます。空気中も進み,飛程の範囲で存在します。
選択肢の確認
1.正常細胞には影響を与えない。
誤り。
β線は電離放射線であり,十分な線量を受ければ正常細胞にも影響を与えます。
2.生体組織中では透過力が小さい。
正しい。
帯電粒子であるため組織と相互作用しやすく,γ線と比べて透過力が小さい放射線です。
3.空気中では存在できない。
誤り。
β線は空気中を飛ぶことができ,エネルギーに応じた飛程をもちます。
4.生体組織中で α 線に変化する。
誤り。
β線が組織中でヘリウム原子核であるα粒子へ変化することはありません。
5.電離作用がない。
誤り。
β線は物質を直接電離させる作用をもちます。
覚えるポイント
- 透過力は一般にα線 < β線 < γ線の順である。
- β線は電離作用をもち,正常細胞にも障害を与え得る。
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