42PM35|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識原理・構造実際的知識/原理・構造

輸液コントローラを用いた輸液について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

輸液コントローラは滴下を監視・調節しますが、液体を能動的に押し出す輸液ポンプとは異なります。

解説

輸液コントローラは、輸液バッグを患者より高い位置に置いて得られる重力と高低差による圧力で輸液し、滴下筒の滴をセンサで検出してクレンメの開度を調節します。

滴の大きさは輸液の粘性や表面張力などで変わるため、滴数から換算した流量には影響が生じます。また、静脈内へ機械的に押し込むボルメトリック形輸液ポンプほどの流量精度や、血管外漏出を直接検出する機能はありません。

選択肢の確認

1.滴下速度は輸液の粘性による影響を受けない。
誤り。
粘性が変わると滴形成や流動抵抗が変わり、滴下状態に影響します。

2.滴下センサには赤色光が用いられている。
誤り。
滴下検出には発光素子と受光素子による赤外光が一般に用いられます。

3.輸液バッグと患者の高低差を利用している。
正しい。
バッグを高くして得られる水頭圧を輸液の駆動力にします。

4.血管外漏出を検出できる。
誤り。
滴下や閉塞状態は監視できても、穿刺部での血管外漏出を直接判別できません。

5.ボルメトリック形輸液ポンプと同等の精度を有する。
誤り。
滴数換算と重力に依存するため、チューブを能動駆動するボルメトリック形と同等の精度ではありません。

覚えるポイント

  • 輸液コントローラの駆動力は高低差による水頭圧です。
  • 滴下センサは赤外光で滴を検出します。
  • 重力式では粘性、高低差、滴容量の影響を考慮します。

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