42PM37|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
水に最も高い吸収性を示すレーザはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
レーザの波長と、生体組織の主要成分である水への吸収の強さを対応させます。
解説
CO₂レーザの波長は約10.6 μmで、水に非常に強く吸収されます。生体組織表面で光エネルギーが熱へ変換されるため、浅い範囲を切開・蒸散しやすいのが特徴です。
Nd:YAGレーザや近赤外の半導体レーザは水への吸収が比較的小さく、組織内へ深く到達します。Arレーザは可視光域で色素への吸収が中心です。選択肢中で水への吸収性が最も高いのはCO₂レーザです。
選択肢の確認
1.CO₂ レーザ
正しい。
約10.6 μmの赤外線は水に強く吸収され、表層で大きな熱作用を生じます。
2.Nd:YAG レーザ
誤り。
約1.06 μmで水への吸収が弱く、CO₂レーザより組織深達性が高いレーザです。
3.ArF エキシマレーザ
誤り。
約193 nmの紫外線で光化学的切除に利用されますが、本問の比較で最も水吸収が高いのはCO₂レーザです。
4.半導体レーザ(AlGaAs 系)
誤り。
近赤外域で、主に色素などへの吸収を利用し、水への吸収はCO₂レーザほど高くありません。
5.Ar レーザ
誤り。
可視光域のレーザで、ヘモグロビンや色素への吸収を利用します。
覚えるポイント
- CO₂レーザは水に強く吸収され、作用は表層性です。
- Nd:YAGレーザは深達性が高いレーザです。
- レーザの生体作用は波長と吸収物質の組合せで決まります。
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