42PM43|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
観血式血圧測定で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
観血式血圧測定では、液体充填ラインの動特性、加圧値、凝血防止、ゼロ点の高さが重要です。
解説
カテーテルから圧トランスデューサまでのラインは、空気を除いたヘパリン加生理食塩液で満たし、微量持続フラッシュによって凝血を防ぎます。ラインは短く硬くし、気泡や血栓による周波数応答の低下を避けます。
加圧バッグは通常約300 mmHg、単位換算すると約40 kPaです。トランスデューサのゼロ点は右房付近の高さに合わせ、高さによる静水圧誤差を防ぎます。
選択肢の確認
1.血圧測定ラインはできるだけ長いものを使用する。
誤り。
長いラインはコンプライアンスと抵抗を増やし、波形の共振や減衰を生じやすくします。
2.加圧バッグは通常 400 Pa で加圧する。
誤り。
通常は約300 mmHg、約40 kPaであり、400 Paは著しく低い値です。
3.カテーテル内はヘパリン加生理食塩液で満たす。
正しい。
圧を液柱で伝えながら、カテーテル内の血液凝固を抑えます。
4.カテーテル先端で凝血が発生すると脈圧が大きく測定される。
誤り。
血栓による閉塞は波形を鈍らせ、一般に収縮期圧を低く、拡張期圧を高くして脈圧を小さくします。
5.トランスデューサが右房の位置より高いと測定値が高くなる。
誤り。
トランスデューサを高くすると液柱の静水圧分だけ指示値は低くなります。
覚えるポイント
- 加圧バッグは約300 mmHg、約40 kPaです。
- ラインは短く硬く、気泡・血栓を除きます。
- トランスデューサの基準高さは右房レベルです。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。