42PM46|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
ペースメーカの取扱いについて正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
一時的体外式ペースメーカのリード位置、出力の安全余裕、センシング感度、電磁干渉対策を確認します。
解説
体内へ挿入されたペーシングカテーテルの端子は心内膜へ電気的に直結します。接続操作時は、操作者から流入し得る微小電流や静電気を抑えるため、ゴム手袋を着用して金属端子へ直接触れないようにします。
刺激出力は測定した刺激閾値より十分高く設定し、センシング感度の設定値は検出した心内電位より低くします。電気メスによる電磁干渉が予想される場合は、必要に応じて非同期モードなどを検討します。
選択肢の確認
1.カテーテル電極を左心室内に留置した。
誤り。
通常は静脈から右心系へ挿入し、心室ペーシングでは右室内へ留置します。
2.出力電圧を刺激閾値の 1/2 にした。
誤り。
閾値の半分では捕捉できないため、閾値の2~3倍程度の安全余裕を持たせます。
3.ゴム手袋を着用してカテーテル電極端子の接続操作を行った。
正しい。
心内へ通じる端子への漏れ電流や静電気の流入を防ぐ安全操作です。
4.センシング感度の値を心内電位の波高値の 2 倍にした。
誤り。
感度の数値は検出閾値であり、波高値より大きくすると自己心拍を検出できないおそれがあります。
5.電気メスを使用するので一時的に VVI モードにした。
誤り。
VVIは電磁干渉を自己心拍と誤認して刺激が抑制される可能性があり、干渉対策として適切とは限りません。
覚えるポイント
- 一時ペーシングリードは通常右心系へ留置します。
- 出力は刺激閾値より高く、感度の数値は心内電位より低く設定します。
- 心内端子の接続時は絶縁性手袋で微小電流を防ぎます。
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