42PM6|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
骨格筋の収縮について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨格筋の興奮収縮連関を,神経筋接合部,カルシウムイオン,ATP,フィラメントの滑走から理解する問題です。運動神経末端の伝達物質はアセチルコリンです。
解説
運動神経末端からアセチルコリンが放出されると,終板電位が発生し,筋細胞膜に活動電位が伝わります。すると筋小胞体からカルシウムイオンが放出され,アクチンとミオシンの相互作用が始まります。
ATPはクロスブリッジサイクルと筋小胞体へのカルシウム回収に必要です。収縮時はアクチンとミオシン自体が短縮するのではなく,互いに滑り込んで筋節が短くなります。
選択肢の確認
1.筋収縮によってグリコーゲンが蓄積される。
誤り。
収縮ではエネルギーが必要なため,グリコーゲンは分解されてATP産生に利用されます。
2.筋収縮時に筋小胞体から塩素イオンが放出される。
誤り。
筋小胞体から細胞質へ放出される主なイオンはカルシウムイオンです。
3.筋収縮中は ATP の消費がない。
誤り。
ミオシン頭部の運動などにATPが連続して消費されます。
4.神経筋接合部の神経伝達物質はアセチルコリンである。
正しい。
運動神経末端からアセチルコリンが放出され,筋細胞の興奮が始まります。
5.筋収縮時にミオシンフィラメントの長さは短くなる。
誤り。
滑走説ではフィラメントの長さは変わらず,重なりが増えて筋節が短縮します。
覚えるポイント
- 神経筋接合部はアセチルコリン,筋小胞体はCa²⁺と覚える。
- ATPは収縮と弛緩の両方に必要である。
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