43AM30|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図のように,X 線用の造影剤を含む糸(造影糸)が縫い込まれた手術用ガーゼが広く使われている。この糸の目的は何か。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ガーゼに縫い込まれたX線不透過の造影糸の安全上の目的を理解します。
解説
原本図では、ガーゼの織目を横切る太い糸に造影糸の矢印が付いています。この糸はX線画像に写るため、術後などに撮影してガーゼが体内に残っていないか確認できます。被曝低減や造影剤の投与を目的とするものではありません。
図と手術安全の対応
図で網目と明確に異なる水平の太線が造影糸です。この糸はガーゼの所在をX線で識別する手がかりであり、手術中の枚数確認や術野の搜索を置き換えるものではなく、遺残が疑われる場合の画像確認を支える構造です。
選択肢の確認
1.患者の X 線被曝を低減する。
誤り。
造影糸はガーゼをX線で見つけやすくするもので、患者の被曝線量を低減する遮蔽材ではありません。
2.皮膚に造影剤をしみ込ませる。
誤り。
造影剤を皮膚へしみ込ませる用途ではありません。
3.水に浸けて造影剤の水溶液を作る。
誤り。
糸を水に浸して造影剤溶液を作る用途ではありません。
4.医療従事者の X 線被曝を低減する。
誤り。
医療従事者をX線から遮蔽する用途ではありません。
5.ガーゼが体内に残留していないことを確認する。
正しい。
X線撮影で造影糸を確認し、ガーゼの体内遺残を検出・除外するために用います。
覚えるポイント
造影糸入りガーゼは、手術用ガーゼの体内遺残防止のためX線で確認できるようにしたものです。
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