43AM33|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
超音波ドプラ法による血流計測で誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
超音波ドプラ法の角度依存性、深達度、速度上限、方向表示、距離分解能を確認します。
解説
連続波ドプラ法は送信と受信を連続して行い、高速血流を測定できますが、ビーム上のどの深さから得た信号かを分離できません。したがって距離分解能を持ちません。
ひっかけポイント
問題文は「誤っているもの」を求めています。正答番号は誤った記述で、残る4つは記述として正しいことを確認します。
選択肢の確認
1.血流の方向と超音波ビームがなす角度によって計測値が変化する。
記述としては正しい。
ドプラ偏移は血流方向とビームのなす角の余弦に依存するため、角度で計測値が変わります。
2.パルスドプラ法は測定可能な血流速度に上限がある。
記述としては正しい。
パルスドプラ法はサンプリング周波数によりナイキスト限界があり、測定速度に上限があります。
3.カラードプラ法では血流の方向を色で表現する。
記述としては正しい。
カラードプラ法は一般にプローブへ向かう流れと遠ざかる流れを色分けします。
4.周波数が低いほど深部まで計測できる。
記述としては正しい。
低い周波数ほど減衰が小さく、深部の計測に適します。
5.連続波ドプラ法は距離分解能を有する。
正答。記述としては誤り。
記述どおりではなく、連続波ドプラ法には測定深度を選ぶ距離分解能がありません。
覚えるポイント
パルス波は距離分解能あり・速度上限あり、連続波は距離分解能なし・高速測定向きです。
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