43AM37|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
超音波凝固切開装置の振動数・振幅と組織作用を整理します。
解説
ブレードは数十kHzの超音波領域で、数十μm程度の振幅で長軸方向に振動します。機械的振動と摩擦熱によりタンパク質を変性させ、凝固と切開を行います。
組織作用と取扱い
電気メスのように患者体内へ高周波電流を流すのではなく、ブレードの機械振動を組織へ伝える点が判別根拠です。ただし動作中のブレードと組織は発熱するため、周囲組織に接触させないこと、指定された組立て状態やブレードの損傷がないことを使用前に確認します。
選択肢の確認
1.ブレードの振動幅は 50〜100 μm である。
正しい。
ブレードの振動幅はおよそ50〜100 μmで、装置の特徴に合います。
2.ブレードの振動は 500 kHz 程度である。
誤り。
振動数は一般に数十kHz程度で、500 kHz程度ではありません。
3.直径 1 cm 以上の血管の凝固に用いる。
誤り。
適応となる血管径には限界があり、直径1 cm以上の太い血管を対象とはしません。
4.組織を炭化させて切開する。
誤り。
炭化を目的とせず、比較的低温でタンパク質変性を起こして凝固・切開します。
5.誘電熱で凝固する。
誤り。
誘電熱を利用する高周波装置ではなく、超音波の機械的振動を利用します。
覚えるポイント
超音波凝固切開装置は 数十kHz・数十μm・機械振動とタンパク質変性です。
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