43AM50|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用実際的知識/操作・運用

血液透析中の透析液濃度の連続監視に使用するのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

透析液濃度を連続監視できる物理量を選びます。

解説

透析液にはNa⁺、Cl⁻などの電解質が含まれ、濃度が変わると電気伝導度が変化します。このため透析装置は導電率を連続測定して、濃度異常や原液混合異常を監視します。

連続監視の意味
電気伝導度は特定の一種類のイオンだけでなく、透析液中の電解質全体が電流を運ぶ程度を反映するため、原液と水の混合比異常を即時に捕えられます。導電率は温度でも変わるため補正と校正が必要です。上下限を外れたときは透析液をダイアライザへ送らずバイパスし、異常組成の透析液が血液側に影響するのを防ぎます。

選択肢の確認

1.浸透圧
誤り。
浸透圧は濃度と関係しますが、装置内での標準的な連続濃度監視量ではありません。

2.吸光度
誤り。
吸光度は特定の光吸収物質の測定に向きますが、透析液電解質濃度の連続監視には用いません。

3.電気伝導度
正しい。
電解質濃度に応じて変化する電気伝導度を連続監視します。

4.水素イオン濃度
誤り。
pH監視は酸塩基状態の確認であり、透析液全体の濃度監視の基本量ではありません。

5.ナトリウムイオン濃度
誤り。
Na⁺濃度だけの選択的連続測定ではなく、総合的な導電率で濃度を監視します。

覚えるポイント

透析液の濃度監視は 電気伝導度、温度異常とともにバイパス制御へ結び付けます。

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