43AM57|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
JIS T 0601-1 で ME 機器の装着部の形別分類について誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
B・BF・CF形の記号の意味、適用部位、患者漏れ電流の許容値を整理します。
解説
Bはbody、Fはfloatingを表し、CF形は心臓へ直接適用できる最も高い電撃保護を持つ装着部です。患者漏れ電流は一般に正常状態から単一故障状態で5倍までであり、すべての分類で10倍ではありません。
倍率を数値で確認する
体表へ適用するBF形の交流患者漏れ電流は、正常状態100 μAに対して単一故障状態500 μAで、5倍です。心臓へ直接適用するCF形でも、正常状態10 μAに対して単一故障状態50 μAとなり5倍です。したがって「全ての形別分類で10倍」という選択肢5は、代表的な許容値の組と照合しても成り立ちません。
ひっかけポイント
問題文は「誤っているもの」を求めています。正答番号は誤った記述で、残る4つは記述として正しいことを確認します。
選択肢の確認
1.B 形装着部の B は身体を意味する。
記述としては正しい。
B形のBはbody、すなわち身体を意味します。
2.BF 形装着部の F はフローティングを意味する。
記述としては正しい。
BF形のFは接地から浮いたfloating形装着部を意味します。
3.BF 形装着部で体表への患者漏れ電流(正常状態)の許容値(交流)は最小感知電流の 1/10 に定めている。
記述としては正しい。
BF形の正常状態の交流患者漏れ電流100 μAは、最小感知電流約1 mAの1/10に相当します。
4.CF 形装着部を持つ ME 機器は直接心臓に適用できる。
記述としては正しい。
CF形装着部は心臓へ直接適用できるよう、患者漏れ電流を特に小さく制限します。
5.全ての形別分類で,単一故障状態の患者漏れ電流は正常状態の 10 倍まで許容される。
正答。記述としては誤り。
記述どおりではなく、正常状態100 μAに対して単一故障500 μAなど、許容値は10倍ではなく5倍となる区分があります。
覚えるポイント
B=body、F=floating、CF=cardiac floating。正常状態と単一故障の倍率も確認します。
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