43PM36|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
超音波吸引手術器で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
超音波吸引手術器の接触振動、周波数・振幅、組織選択性を確認します。
解説
超音波吸引手術器は中空のチップを組織へ接触させ、数十kHzの振動で水分の多い実質組織を破砕し、灌流液とともに吸引します。弾性線維やコラーゲンを多く含む血管は破砕されにくいため、太い血管を温存しやすい特徴があります。
組織選択性の意味
チップは組織へ直接接触し、機械振動で柔らかく水分の多い実質を乳化・破砕します。コラーゲンや弾性線維の多い太い血管は相対的に破砕されにくいので温存しやすくなりますが、無条件に損傷しないわけではなく、先端の接触時間や吸引・灌流状態を管理します。
選択肢の確認
1.ハンドピース先端と組織は非接触である。
誤り。
ハンドピース先端を組織へ接触させて破砕・乳化・吸引します。
2.振動振幅は 1〜5 μm である。
誤り。
振幅は数十〜数百μm程度で、1〜5 μmでは小さすぎます。
3.振動数は 5 MHz 程度である。
誤り。
振動数は数十kHz程度で、5 MHz程度ではありません。
4.太い血管を温存できる。
正しい。
実質組織を選択的に破砕し、コラーゲン性の太い血管を温存しやすい特徴があります。
5.組織を蒸散させる。
誤り。
組織を熱で蒸散させるレーザ装置ではなく、機械振動で破砕して吸引します。
覚えるポイント
超音波吸引=数十kHzの接触振動+破砕・灌流・吸引、血管を温存しやすいです。
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