43PM38|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識原理・構造実際的知識/原理・構造

人工心肺における遠心ポンプで正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

遠心ポンプの非閉塞性、磁気結合、後負荷依存性、入口・出口を理解します。

解説

遠心ポンプにはローラポンプのように回路を完全に閉塞する部分がありません。そのため回転を停止すると、患者側の圧が回路側より高い条件で逆流する危険があり、回路をクランプするなどの対応が必要です。

流量を決める要因
遠心ポンプの流量は回転数だけでなく、前負荷、後負荷、回路抵抗にも左右されるため、回転数とヘッド径だけから一意には求められません。血液は中心側から入り周辺の吐出口へ送られます。停止時にはポンプが逆流を遮断しないので、送血回路のクランプを伴う手順が必要です。

選択肢の確認

1.回転を停止すると逆流が生じる。
正しい。
遠心ポンプは非閉塞性なので、停止時には圧較差によって逆流が生じ得ます。

2.回転体とモータは直結されている。
誤り。
回転体は通常、磁気結合で外部モータから駆動され、血液側の回転体とモータ軸が直結されません。

3.後負荷によらず流量が一定である。
誤り。
流量は回転数だけでなく後負荷にも依存し、後負荷増加で低下します。

4.回転数とポンプの直径から流量が計算できる。
誤り。
流量は回転数と直径だけでは決まらず、前負荷・後負荷や回路抵抗を含め実測が必要です。

5.血液の吐出口はポンプヘッドの中心にある。
誤り。
血液はポンプヘッド中心から流入し、遠心力で外周側の吐出口から出ます。

覚えるポイント

遠心ポンプは 非閉塞性・後負荷依存・中心流入・外周流出・停止時逆流です。

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