19AM011|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
評価項目と評価法との組み合わせで誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
SF-36は健康関連QOLを測る自己記入式尺度であり、握力という身体機能の実測値を測定する検査ではない。握力は握力計で評価する。
解説
Barthel Indexは食事、移乗、整容、排泄、入浴、歩行など基本的ADLを点数化し、排泄評価を含む。IADLは買い物、電話、服薬、金銭管理など地域で自立して暮らすための手段的活動を扱う。FIMには運動項目だけでなくコミュニケーションと社会的認知があり、社会的交流も評価する。HDS-Rでは数字の逆唱などを用いて注意・作動記憶をみる。SF-36は身体機能、日常役割、痛み、全体的健康感、活力、社会生活、心の健康などの主観的QOL領域を測る。
選択肢の確認
1.「排 泄 ― Barthel Index」:Barthel Indexには排便・排尿コントロールとトイレ動作があり、排泄評価との対応は正しい。
2.「買い物 ― IADL(手段的ADL)評価法」:買い物は基本的ADLより複雑な手段的ADLであり、IADL評価法の対象となる。
3.「社会的交流 ― FIM」:FIMの認知項目には社会的交流が含まれ、対人場面での適切さを評価する。
4.「数字の逆唱 ― HDS-R」:HDS-Rには数字の逆唱課題があり、注意や作動記憶に関わる反応を確認する。
5.「握 力 ― SF-36」:SF-36は健康関連QOL尺度で、握力計による筋力測定とは目的も方法も異なる。
覚えるポイント
実測する機能検査と、ADL・IADL・QOLの質問尺度を混同しない。SF-36の36は握力や筋力の単位ではない。