第19回・2017年
19AM049|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
社会保障の主要な機能でないのはどれか。
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正解3
正答
(3)
この問題のポイント
社会保障は所得を再分配して生活上の危険を社会全体で支え、格差を緩和する制度である。所得格差を拡大することは主要機能ではなく、制度目的と逆である。
解説
ナショナル・ミニマムは国民に最低限度の生活を保障する考え方で、生活保護や社会保険、社会福祉などが支える。セーフティネットは失業、疾病、障害、老齢などで生活が不安定になった際の安全網である。給付と負担を通じた所得再分配は過度な格差を縮小し、社会的排除を防いで社会統合を促す。また景気後退時にも給付が家計消費の急減を抑える自動安定化機能を持ち、人的資本や安心を通じて経済の安定・成長に寄与し得る。格差拡大は制度の意図ではない。
選択肢の確認
1.「ナショナル・ミニマム」:ナショナル・ミニマムの保障は最低生活を社会的に支える社会保障の基礎機能である。
2.「セーフティ・ネット」:疾病・失業・老齢などのリスクに備えるセーフティネットは主要な役割である。
3.「所得格差の拡大」:所得再分配は格差の緩和を目指すため、所得格差の拡大は主要機能ではない。
4.「社会統合」:生活不安と排除を減らし社会構成員の連帯を保つ社会統合機能がある。
5.「経済の安定・成長」:給付による需要下支えや健康・教育への投資は、経済の安定と成長にも関係する。
覚えるポイント
社会保障の方向は最低生活保障、リスク分散、所得再分配、社会統合、経済安定であり、格差拡大ではない。
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