19PM001|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
顔面神経が通過するのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
頭蓋底の孔と通過する脳神経を対応させる。顔面神経は内耳道(設問の内耳孔)から側頭骨内へ入り、顔面神経管を走行して茎乳突孔から頭蓋外へ出る。内耳道では内耳神経などと伴走する。
解説
顔面神経は橋から出た後、内耳道を経て顔面神経管に入り、膝神経節、鼓室部、乳突部を通過する。運動線維だけでなく、味覚、涙液・唾液分泌に関わる線維も含む。ほかの孔では、棘孔に中硬膜動脈、卵円孔に三叉神経第3枝が通る。孔の名称だけでなく、頭蓋内から頭蓋外までの経路として整理すると混同しにくい。
選択肢の確認
1.棘孔:誤り。主に中硬膜動脈と下顎神経の硬膜枝などが通り、顔面神経の経路ではない。
2.卵円孔:誤り。三叉神経第3枝である下顎神経が通過する代表的な孔である。
3.破裂孔:誤り。生体では軟骨で満たされ、顔面神経が直接通る孔ではない。
4.小円孔:誤り。顔面神経の頭蓋底通過部として用いられる名称ではない。
5.内耳孔:正しい。内耳道の入口で、顔面神経と内耳神経などが通過する。
覚えるポイント
顔面神経は「内耳道から入り、顔面神経管を通り、茎乳突孔から出る」。卵円孔はV3、棘孔は中硬膜動脈と対にして覚える。