19PM060|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
日常生活における記憶障害対する検査はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
リバーミード行動記憶検査は、氏名、持ち物、約束、道順、物語など日常生活に近い課題で記憶障害を評価する。生態学的妥当性を重視した検査である。
解説
記憶検査には特定の記憶過程を精密に測るものと、生活上の失敗を予測しやすい課題を用いるものがある。RBMTは人の顔と名前、隠した持ち物、予定した行動、道順、メッセージなどを含み、即時・遅延再生、展望記憶、見当識を総合的にみる。三宅式記銘力検査は有関係・無関係対語の学習、Rey複雑図形は視覚構成と視覚記憶、Benton視覚記銘検査は図形の視覚記銘、Wechsler記憶検査は複数領域の標準化された記憶指数を評価するが、設問の「日常生活」に最も直接対応するのはRBMTである。
選択肢の確認
1.リバーミード行動記憶検査:正しい。日常的場面を模した課題から生活上の記憶機能を評価する。
2.三宅式記銘力検査:誤り。対になった言葉を学習・再生する言語性対語記憶検査である。
3.レイ複雑図形検査:誤り。複雑図形の模写と再生から視覚構成・視覚記憶をみる。
4.ベントン視覚記銘検査:誤り。提示図形の再生・選択により視覚性記憶を測定する。
5.ウェクスラー記憶検査:誤り。包括的な記憶プロフィールを得るが、日常行動模擬が主眼ではない。
覚えるポイント
「日常生活」「行動記憶」「生態学的妥当性」が出たらRBMT。実験室的課題との目的差を押さえる。