20AM006第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

誤っている組合せはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

呼吸器疾患について、感染原因・病態・機能障害・検査を対応させます。肺気腫は肺弾性収縮力の低下と気流制限を来す閉塞性換気障害であり、拘束性障害ではありません。

解説

感冒の多くはライノウイルスなどのウイルス感染による上気道炎です。急性扁桃炎ではA群β溶血性連鎖球菌が重要な細菌性原因となります。気管支喘息は気道の慢性炎症と可逆性の気道狭窄を特徴とし、呼気性喘鳴や発作性呼吸困難を生じます。肺気腫では肺胞壁が破壊され、呼気時に末梢気道が虚脱しやすくなるため、1秒率低下を示す閉塞性換気障害となります。拘束性障害は間質性肺炎などで肺活量が低下する病態です。感染性肺結核の診断・感染性評価には喀痰の抗酸菌塗抹、培養、核酸増幅検査などが用いられます。

選択肢の確認

1.「感冒―ウイルス感染」は感冒の主要原因を示す正しい組合せです。
2.「扁桃炎―A群溶血性連鎖球菌感染」は溶連菌性咽頭扁桃炎として重要な正しい対応です。
3.「気管支喘息―気道狭窄」は可逆性の気流制限を表しており正しいです。
4.「肺気腫―拘束性障害」は誤りで、肺気腫は呼気流量が低下する閉塞性障害です。
5.「肺結核―喀痰塗抹検査」は抗酸菌を確認する基本検査の一つで正しいです。

覚えるポイント

閉塞性では1秒率が低下し、喘息・COPD・肺気腫が代表です。拘束性では肺活量が低下し、間質性肺炎や胸郭・神経筋疾患などを考えます。

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