20PM010|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
評価法の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
代表的評価尺度の対象を対応させます。Hoehn-Yahrの重症度分類はパーキンソン病の病期評価であり、多発性硬化症の尺度ではありません。
解説
SF-36は身体機能、日常役割機能、痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、心の健康などを測定する包括的な健康関連QOL尺度です。Hoehn-Yahr分類はパーキンソン病を、片側性から両側性、姿勢反射障害、重度障害へと段階付けます。多発性硬化症ではEDSSなどが用いられます。FIMは運動項目と認知項目から日常生活上の自立度を評価します。Brunnstrom stageは脳卒中片麻痺の回復過程を共同運動などから段階化し、NIHSSは意識、眼球運動、運動、感覚、言語などから脳卒中の神経学的重症度を評価します。
選択肢の確認
1.「SF-36―健康関連QOL」は正しい組合せで、疾患を問わず広く使用される包括尺度です。
2.「Hoehn-Yahrの重症度分類―多発性硬化症」は誤りです。対象はパーキンソン病で、多発性硬化症ではEDSSが代表的です。
3.「FIM―ADL」は正しく、介助量に基づき日常生活動作の自立度を評価します。
4.「Brunnstrom stage―片麻痺」は正しく、脳卒中後の運動回復段階を示します。
5.「NIHSS―脳卒中重症度」は正しい組合せで、急性期を中心に神経学的所見を点数化します。
覚えるポイント
尺度は「Hoehn-Yahr=パーキンソン病、EDSS=多発性硬化症、FIM=ADL、Brunnstrom=片麻痺回復、NIHSS=脳卒中重症度」と対応させます。