21AM011第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

リハ医学

「買い物」の項目がある評価法はどれか。 a.FIM b.Barthel Index c.IADL(手段的ADL)評価法 d.ICF(国際生活機能分類) e.MMSE

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

買い物は食事・更衣などの基本的ADLより複雑な生活行為で、IADL評価に含まれる。またICFにも商品やサービスの入手として買い物を位置付ける項目がある。

解説

日常生活評価は、身辺処理を中心とする基本的ADLと、地域で自立して暮らすための手段的ADLに分ける。IADL評価法では電話、買い物、食事準備、家事、洗濯、移動、服薬、金銭管理などを扱う。ICFの活動と参加にも、必要な物品・サービスを選び入手する買い物が分類される。一方、FIMとBarthel Indexは食事、整容、排泄、移乗、移動など基本的ADLが中心で、MMSEは見当識、記銘、注意、言語など認知機能のスクリーニングである。

選択肢の確認

1.「a,b」:a,bのFIMとBarthel Indexはいずれも基本的ADLの自立度評価が中心で、標準項目に買い物を含まない。
2.「a,e」:a,eはFIMに買い物がなく、MMSEも認知機能検査で生活上の買い物能力を採点する尺度ではない。
3.「b,c」:b,cはIADLには買い物があるが、Barthel Indexにはないため両方の組合せにはならない。
4.「c,d」:c,dのIADL評価法とICFには、地域生活で商品を選び入手する買い物に該当する評価・分類項目がある。
5.「d,e」:d,eはICFには該当項目がある一方、MMSEは見当識や記憶などを調べ、買い物を直接評価しない。

覚えるポイント

食事・更衣・排泄=基本的ADL、買い物・金銭・服薬・交通=IADL。ICFは活動と参加をさらに幅広い生活領域で分類する。

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