20PM078第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

器質性構音障害

鼻咽腔閉鎖機能検査でないのはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

鼻咽腔閉鎖検査は鼻漏出、鼻腔共鳴、軟口蓋・咽頭壁の動きを調べます。エレクトロパラトグラフィは舌と硬口蓋の接触を測る構音検査です。

解説

鼻息鏡は発話時に鼻孔下の鏡が曇る範囲から鼻漏出を簡便に観察します。ナゾメーターは口腔・鼻腔から放射される音響エネルギーを別々のマイクで測り、nasalanceを算出します。鼻咽腔内視鏡は発話中の軟口蓋挙上と側壁・後壁運動、閉鎖パターンや間隙を直接観察します。ブローイング検査では口から吹く際の鼻漏出や口腔内圧保持から閉鎖機能をみます。エレクトロパラトグラフィは電極付き人工口蓋を装着し、構音時の舌接触部位と時間変化を表示する検査で、鼻咽腔閉鎖を直接評価しません。

選択肢の確認

1.「鼻息鏡検査」は発話時の鼻漏出を鏡の曇りで調べる鼻咽腔閉鎖機能検査です。
2.「ナゾメーター」は鼻腔と口腔の音響出力比から鼻声度を客観評価します。
3.「鼻咽腔内視鏡検査」は閉鎖運動と間隙を直接観察する検査です。
4.「ブローイング検査」は呼気を口腔内に保てるか、鼻漏出があるかを調べます。
5.「エレクトロパラトグラフィ」は舌―口蓋接触を測る構音検査であり、鼻咽腔閉鎖検査ではないため正答です。

覚えるポイント

VPI評価は「漏れを見る鼻息鏡、音を測るナゾメーター、動きを見る内視鏡」。EPGは舌接触パターンです。

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