第20回・2018年

20PM080|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

正しい組合せはどれか。

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正解4

正答

(4)

この問題のポイント

神経疾患の病変部位と運動障害性構音障害の型を対応させます。脊髄小脳変性症は小脳系障害なので失調性構音障害です。

解説

パーキンソン病は大脳基底核のドパミン低下により、声量低下、単調性、加速・短い発話など運動低下性構音障害を示します。Guillain-Barré症候群は末梢神経の急性障害で筋力低下を来し、弛緩性構音障害となります。重症筋無力症は神経筋接合部障害で易疲労性と鼻声・構音の悪化を示し、弛緩性に分類されます。脊髄小脳変性症では測定過大・過小、発話速度と強勢の乱れなど失調性所見が現れます。偽性球麻痺は両側皮質延髄路、すなわち上位運動ニューロン障害で、緊張・努力性、遅い発話を伴う痙性構音障害です。

選択肢の確認

1.「パーキンソン病―痙性」は誤りで、代表は運動低下性構音障害です。
2.「ギラン・バレー症候群―運動過多性」は誤りで、末梢神経障害による弛緩性です。
3.「重症筋無力症―運動低下性」は誤りで、易疲労性を伴う弛緩性です。
4.「脊髄小脳変性症―失調性」は小脳系障害との正しい組合せなので正答です。
5.「偽性球麻痺―弛緩性」は誤りで、両側上位運動ニューロン障害による痙性です。

覚えるポイント

Parkinson=運動低下性、小脳=失調性、末梢神経・筋接合部=弛緩性、偽性球麻痺=痙性です。

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