21PM014|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問
幼児・小児における熱傷の面積査定に用いられる法則はどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
乳幼児・小児は成人と体表面積の比率が異なるため、熱傷面積査定には5の法則を用いる。成人の簡便法である9の法則をそのまま適用しない。
解説
熱傷面積は輸液量や重症度判定に直結する。小児は頭部の体表面積割合が成人より大きく、下肢が小さいため、各部を5%単位で配分する5の法則が簡便に使われる。より精密には年齢補正を含むLund-Browder図を用いる。成人の9の法則では頭頸部9%、上肢各9%、下肢各18%などとするが、小児へ適用すると系統的な誤差が生じる。手掌法は小範囲熱傷の概算に用いる別法である。
選択肢の確認
1.「3の法則」:3の法則は小児熱傷面積を区分する標準的な簡便則ではない。
2.「5の法則」:5の法則は小児の頭部・四肢の体表面積比を踏まえ、5%単位で査定する。
3.「7の法則」:7の法則という区分は乳幼児熱傷の代表的面積評価法ではない。
4.「9の法則」:9の法則は成人で広く使うが、小児では頭部と下肢の比率が違うため不適切である。
5.「11の法則」:11の法則は標準的な熱傷面積査定の名称として用いられない。
覚えるポイント
成人は9の法則、小児は5の法則またはLund-Browder法。年齢で頭部・下肢の比率が変わる。