22AM003第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

生理学

内分泌器官とホルモンの組み合わせで誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

内分泌器官ごとの代表的ホルモンを対応させます。アンギオテンシンはレニン・アンギオテンシン系で生成されるペプチドで、視床下部ホルモンではありません。

解説

視床下部は下垂体前葉を調節する各種放出・抑制ホルモンを分泌し、抗利尿ホルモンとオキシトシンを合成して下垂体後葉へ送ります。アンギオテンシンIIは肝由来アンギオテンシノーゲンが腎のレニン、主に肺血管内皮のACEなどで順次変換されて生じ、血管収縮とアルドステロン分泌を促します。下垂体前葉のプロラクチンは乳汁産生を促し、後葉は視床下部で合成されたオキシトシンを貯蔵・放出します。松果体のメラトニンは明暗周期と睡眠覚醒リズムを調節します。副腎髄質は交感神経刺激を受け、アドレナリン・ノルアドレナリンなどカテコラミンを放出します。

選択肢の確認

1.「視床下部―アンギオテンシン」は生成系が異なるため誤った組合せで正答です。
2.「下垂体前葉―プロラクチン」は乳汁産生ホルモンの正しい分泌部位です。
3.「下垂体後葉―オキシトシン」は合成は視床下部でも、後葉から放出されるため正しいです。
4.「松果体―メラトニン」は概日リズムを担う正しい組合せです。
5.「副腎髄質―カテコラミン」は交感神経性の内分泌反応として正しいです。

覚えるポイント

後葉ホルモンは視床下部で合成、下垂体後葉から放出されます。アンギオテンシンは肝・腎・ACEからなる循環調節系です。

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