第25回・2023年
25AM004|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組み合わせはどれか。
解答・解説を見る
正解4
正答
(4)
この問題のポイント
プロラクチンは下垂体前葉の乳腺刺激ホルモンで、卵巣から分泌されるホルモンではありません。選択肢4が誤った組合せです。
解説
内分泌ホルモンは、産生・分泌部位と標的作用を対応させます。グルカゴンは膵島α細胞から分泌され、肝臓でのグリコーゲン分解や糖新生を促して血糖を上げます。アドレナリンは副腎髄質のクロム親和性細胞から分泌され、交感神経反応を増強します。オキシトシンは視床下部で合成され、下垂体後葉から血中へ放出され、子宮収縮や射乳を促します。プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳腺の乳汁産生を促進します。卵巣は主としてエストロゲンやプロゲステロンを分泌します。エリスロポエチンは主に腎臓で低酸素を感知して産生され、骨髄で赤血球産生を促します。合成場所と放出場所が異なる後葉ホルモンには注意します。
選択肢の確認
1.「グルカゴン―膵臓」は膵島α細胞から分泌されるため正しい組合せです。
2.「アドレナリン―副腎髄質」はカテコールアミンの分泌部位として正しいです。
3.「オキシトシン―下垂体後葉」は後葉から貯蔵・放出されるため正しい対応です。
4.「プロラクチン―卵巣」は誤りで、プロラクチンは下垂体前葉から分泌されるため正答です。
5.「エリスロポエチン―腎臓」は成人での主要産生臓器として正しいです。
覚えるポイント
前葉のプロラクチンは乳汁産生、後葉から出るオキシトシンは射乳です。膵グルカゴン、副腎髄質アドレナリン、腎エリスロポエチンも対で整理します。
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