25AM003|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
顔面神経が関わるのはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
瞬目反射では角膜・眼周囲への刺激を三叉神経が求心性に伝え、顔面神経が眼輪筋を収縮させて両眼を閉じます。顔面神経が遠心路を担うため選択肢2です。
解説
反射は刺激を受け取る求心路、中枢での連絡、反応を起こす遠心路に分けて考えます。角膜反射を含む瞬目反射では、角膜刺激が三叉神経第1枝を通って脳幹へ入り、両側顔面神経核へ伝わります。顔面神経が眼輪筋を支配して瞬目を生じるため、刺激側だけでなく反対側も閉眼します。対光反射は視神経が求心路、動眼神経副交感線維が遠心路です。咽頭反射・嘔吐反射は咽頭感覚の舌咽神経と咽頭・喉頭運動の迷走神経が中心です。下顎反射は三叉神経の求心・遠心路を用いる単シナプス性伸張反射です。顔面神経が表情筋を支配する事実を、反射弓のどの部分かまで結び付けます。
選択肢の確認
1.「対光反射」は視神経と動眼神経による瞳孔反射で、顔面神経は主要経路ではありません。
2.「瞬目反射」は顔面神経が眼輪筋を収縮させる遠心路を担うため正しいです。
3.「咽頭反射」は主に舌咽神経と迷走神経で構成されるため誤りです。
4.「下顎反射」は三叉神経感覚根と運動根による反射なので顔面神経ではありません。
5.「嘔吐反射」は咽頭・内臓感覚と迷走神経系の運動反応が中心で、顔面神経を選びません。
覚えるポイント
瞬目反射はV1入力・VII出力、対光反射はII入力・III出力、咽頭反射はIX入力・X出力です。求心路と遠心路を対で覚えます。